ターミナルマルチプレクサ徹底比較:tmux vs screen vs zellij
tmux、screen、zellijの機能・設定・操作性を比較。それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説し、あなたに最適なターミナルマルチプレクサを選びます。
tmuxscreenzellij比較ターミナルマルチプレクサ2026/5/25
はじめに
ターミナルマルチプレクサは、1つのターミナルウィンドウで複数のセッションを管理できる便利なツールです。代表的なものにtmux、GNU screen、そして比較的新しいzellijがあります。この記事では、これら3つのマルチプレクサを機能、設定、操作性などの観点から比較し、それぞれの特徴を詳しく解説します。
各ツールの概要
tmux
tmux(tmuxは「ティーマックス」と読みます)は、BSDライセンスで配布されているターミナルマルチプレクサです。2007年に初版がリリースされ、現在も活発に開発が続けられています。設定ファイルは ~/.tmux.conf に記述し、キーバインドはデフォルトでCtrl+bです。
screen
GNU screenは、1987年から存在する歴史あるマルチプレクサです。GNUプロジェクトの一部であり、ほとんどのUNIX系OSに標準でインストールされています。設定ファイルは ~/.screenrc、キーバインドはデフォルトでCtrl+aです。
zellij
zellijは、Rustで書かれた比較的新しいマルチプレクサで、2020年頃から開発が始まりました。デフォルトのキーバインドはCtrl+o(またはAlt+矢印)で、プラグインシステムやレイアウト機能が特徴です。設定はYAML形式の ~/.config/zellij/config.yaml で行います。
機能比較
セッション管理
ペイン分割
layout コマンドによる分割が可能になったが、tmuxほど柔軟ではない。設定の容易さ
スクロールバックとコピーモード
copy-mode でスクロールやコピーが可能。vi風またはemacs風のキーバインドを選択できる。copy mode で同様の操作が可能。ただし、tmuxに比べて操作性が劣る。Ctrl+o の後に c で開始。プラグイン・拡張性
パフォーマンスとリソース消費
インストール方法
tmux
sudo apt install tmuxsudo yum install tmux(epelリポジトリが必要な場合あり)brew install tmuxscreen
sudo apt install screensudo yum install screenbrew install screenzellij
sudo apt install zellij(公式リポジトリにない場合はcargoから)brew install zellijcargo install zellij初心者におすすめのツール
まとめ
| 機能 | tmux | screen | zellij |
|---|---|---|---|
| ペイン分割 | ○ | △(限定的) | ○ |
| 設定の容易さ | △ | ○ | ◎ |
| プラグイン | ○ | × | ○ |
| パフォーマンス | ◎ | ◎ | ○ |
| 歴史・安定性 | ○ | ◎ | △(新しく開発中) |